2005年03月17日(木)
辛いこと
先日、下の娘が浪人が確定してからはじめて、私の実家へ行った時に、ちょうど兄がいて、色々と話をしたという。
娘が、地元にある大学をえらばないで、地方の大学を選んだ理由を問いただされて、数学が苦手で、その地元の大学の試験には、数学をとらなければならないから、という意味のことを言ったら、兄から「今、ちょっといやなこと辛いことをがまんして、がんばって、将来好きな仕事を続けていけるほうがいいだろう!」とかなり強くいわれたという。
娘から、話を聞くと、二人の想いを想像できる私には、二人ともの言葉足らずの様子がわかった。
娘に、おじちゃんの言いたかったことは・・・だと、思うよと、説明をしながら、ふと、娘が小さいころからやっていた、バレエをやめて、そのバレエをやってきたことをふまえてできる体操を部活に選んだときのことを思い出した。私としては、なぜ、新体操でなく、体操なんだろうという思いがあって(華やかな新体操の方が娘は好きだろうとかってに思っていた)、娘に聞きただしたら、ボールなどの道具を扱うのが苦手だからと答えていたことを思い出した。
なるほど、私は娘たちに好きなことをし続ければ、きっとうまくなる、好きなことなら努力もできるでしょと、言ってきて、きらいなこと、苦手なことをがんばってし続けることをあえて強いることはなかった。 ふと、兄が娘に言ってくれたことに、自分の甘さを感じた。
ま、娘の言葉足らずは、昔の新体操のときの『道具』と、今回の『数学』いう、説明のしやすい言葉で言ってしまっているだけで、そのキーワードの奥底にある、彼女の本当の思いは私にはわかっても、説明をうけない兄にはわからなかっただけのことではあるのだけれど・・・。
今一度、子ども達が何かを取捨選択するときに、助言を求めらたら、彼女たちがすでに切り捨ててしまっているものを、もう一度見つめかえす作業をすることを薦める言葉をいってやれるように、なりたいと思った。
ま、しかしそれを私に求めることも、もうないかもしれない(苦笑)と思いながらも。
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